Minami Laboratory

制限があるから豊かになる

昨日、テレビでやってました。

自由に考えさせると、似通った答えになる。

制限を加えると、考えて工夫し個性が出る。

前記した課題ですが、今年から「色の帯」だけでなく、
自由度の高い「色の円」を課題に付加したのですが、それはまさに自由度の向上であり、結果は無惨なものになったと思う。




日本の都市部の狭小住宅は、厳しい敷地条件と建築基準法で世界に類を見ない建築となっている。

日本の軽自動車は、サイズとエンジンの制限により、世界に類を見ない多様性と工夫のある自動車となっている。

日本の新幹線は、地震国と山だらけの国土により、高速性能と、快適な室内空間を両立させるために、世界でも類を見ない多様な進化を遂げている。




つまり、すべて、悪条件があることが特徴である。

悪い条件。

それは、とても幸運なことかもしれない。

青色LEDも世界中の大企業が莫大な予算を投じて開発する中、極めて悪条件の中、開発していた中村さんが最初に成功したわけである。





面接では多くの場合自己PRを書かされるし、聞かれる。

自分が長所と思っているようなことはPRにはならない。そんな長所はみなにある。

自分が短所だと思っていることこそ、魅力的なPRポイントとなる。




そういうのは、毎年、課題でもやっているが、自画像を描かせると、すぐにわかる。

自分を偽ろうとする人、本当の自分に向き合おうとしていない人は、そういうのっぺらぼうな表面的な絵を描く。つまりはカッコをつけようとしているし、そんなのは何の魅力もない。

逆に、自分を偽りなく、あっけらかんと表現する。
口が大きいこと、目が細いこと、他人から見ればネガティブな要素に思われるようなことを、

自信を持って描かれたら、、、

その人は、とても魅力的な人物に思えてしまうし、そういう絵は心をとらえて忘れられない。

私は、面接に自画像を取り入れるべきであると思う。

その人の、全てを物語ると思う。




ネガティブな条件こそ、ポジティブに。

うちの大学は絶望的なまでに設備がない。

でも、そこから始めるしかない。
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by masahiro-minami | 2010-05-06 23:19 | education